タイ観光ビザ取得小旅行紀
〜ラオス・ビエンチャンへ〜
タイの観光ビザを取得するため、
タイのバンコクからラオスビエンチャンへ、
列車の旅に出かけました。その時の様子を公開します。
・タイーラオスの出入国手続
・ビザ申請、取得方法
・宿泊施設・食事
などなど、ご参考になればと思います。
2012年1月の状況です。
【第1日目】
< バンコク ファランポン駅 >
バンコク市内から地下鉄でファランポン駅に到着。
タイ鉄道の始発駅であるファランポンは、
バンコク市内の地下鉄(MRT)と連結しています。
スカイトレイン(BTS)の場合、
アソーク駅、サラデーン駅、モチット駅から
地下鉄への乗り継ぎが便利です。
< バンコク ー ノンカイ >
バンコク発(18:35)ノンカイ行(05:05)の特急列車で出発です。
列車料金:バンコク ー ノンカイ(2等エアコン付) 498 バーツ
今回のビザ取得は鉄道での旅になりますが、長距離バスも利用できます。
国境に接するウドンタニー県か、ノンカーイ県行きのバスに乗ります。
もちろん、飛行機に乗れば、ラオスのビエンチャンまでひとっ飛びです。
列車の中はエアコンが強く、寒いので厚手の服を用意した方がいいです。
出発から約6時間、イサーン(東北地方)入口の都市である
ナコンラーチャシマー(通称コラート)に到着。
“飲み物で〜す。10バ〜ツ〜。”“まんじゅう いかがですか〜?”“マンゴ〜、マンゴオ〜!”
などの声とともに、社内が一斉ににぎやかになります。
イサーン方面への列車に乗る時には “あっ、コラートまで来た。”という目安になります。
時間を見ると、午前零時過ぎでした。
【第2日目】
< ノンカイ駅 ー 友好橋バスターミナル >
翌朝 05:45 国境の県、ノンカーイに到着。外はまだ真っ暗です。
駅前に停車していたトゥクトゥクに乗り、
タイーラオス友好橋を渡るためのバスターミナルへ向います。
タイ人(ラオス人?)、私と合せて5人で乗りました。
といっても、ほんの5分ほどで到着。
トゥクトゥク料金:30 バーツ / 人
早速チケットを購入し、すでに待機していたバスに乗り込みます。
このバスはタイーラオス友好橋を渡るだけのものです。
バス料金:20 バーツ / 人
< タイ出国手続 >
タイ側の国境でバスを一旦降り、タイ出国手続きです。
その間、出国手続きが終るまで、バスは待機しています。
パスポートを提示し、何なく出国審査完了。
タイのイミグレで出国審査。
そのまま、元のバスに乗り込み、友好橋を渡ります。
< ラオス入国手続 >
簡単な入国カードに記入し、パスポートと共に提出。
その後、入国手数料を支払いラオス入国完了。
ラオス入国後、すぐに両替の建物もあります。
ラオスでは基本的にタイバーツの使用も出来るため、
今回は両替なしで行くことにしました。
今回のラオスへの国境越えは、100人位いましたが、
そのほとんどが西欧人でした。
審査窓口もいくつかあり、出入国はすんなりと完了。
タイ出国からラオス入国まで、合せて30〜40分ほどでした。
< ラオス国境 ー タラート・サオ >
観光客相手に “ どこに行くの?” “ ○○ まで行くのか?”
などと言って、勧誘してくるラオス人もいました。
すでに4人程乗って、出発を待っている乗合タクシーを見つけました。
運転手に “タラート・サオ” まで行くことを確認、出発です。
国境から市場までは、約15〜20分。
乗合タクシー:40 バーツ / 人
“タラート・サオ” は朝市のことですが、“タラート・チャーオ” と言っていました。
タイ語の “チャーオ(朝)” と同じだと思います。
この市場は タイ大使館への途中にあり、
タイのノンカイ行きバスターミナルの向かいにあります。
タラート・サオ
ちなみに、帰りは < タラート・サオ ー 国境 > まで、
一人で 「 トゥクトゥク 」 に乗りました。200 バーツでした。
< タラート・サオ ー タイ大使館 >
時間があるので、少し市場周辺を散歩した後、
バイクタクシーでタイ大使館に直行しました。(AM 08:00 到着)
バイクタクシー:80 バーツ
タイ大使館
< ビザ申請 >
(右側奥の建物が申請、左側手前が受取です。)
申請・受取時間、必要書類、ビザ代、申請書 記入見本は こちら
大使館前では、申請用紙記入、パスポートのコピーを
70 バーツで受け付けていました。
(申請書と記入見本は建物内にもあります。)
申請窓口では、スタッフが整理券を配っています。
番号が電光掲示板に表示されるまで待機です。
順番が来たら窓口へ。
申請窓口と記入見本
申請用紙の滞在先の欄が空白だったので、
“ 滞在先は? ” と聞かれました。
“ これからホテルを探すので、まだ決まっていない。” と伝えました。
予め、どこかのホテル名と住所を記入した方が、すんなり行くと思います。
書類チェックの後、ビザ代を支払うため隣りの建物へ移動です。
先ほどの整理券番号が表示されるまで待機。
順番が来れば、ビザ代を払い、引き換え券をもらって、申請手続完了です。(AM 09:45)
翌日のビザ受取まで、パスポートを大使館に預けますので、
予めコピーし、携帯しておいた方がいいです。
【第3日目】
< ビザ受取 >
ビザ受取は 13:00 〜 15:00 の間です。
引き換え券を渡し、パスポートをもらいます。
タイへの再入国は、受取日当日から3ヶ月以内です。
タイ入国後、2ヶ月間の滞在が許可されます。
( タイ国内で、さらに1ヶ月の延長ができます。)
無事に ビザを取得し、ここからは帰路になります。
宿泊施設、レストラン・食事、マッサージなども、
別途、ご紹介する予定です。
< タイ大使館 − タラート・サオ >
大使館前には、トゥクトゥクもたくさん待機していましたが、
特に急ぐ必要もないので、歩くことにしました。
大使館から市場までは、歩いて 20 分ほどです。
簡単に道順を紹介します。
大使館を出て、右手方向へ数十メートルの所にT字路に出ます。
正面には ‘ マッサージ店 ’ が並んでいます。
このT字路を右に曲がり、大きな交差点に出るまで進みます。
交差点の目印は
・ KOTO という日本食レストラン
・ 青い看板の建物(KOTO の向かい)です。
この交差点を左折し、後は まっすぐです。
途中で大きな寺を通りすぎ、
そのまま進めば、タラート・サオに到着です。
市場の向かいには、バスターミナルがあり、
人通りも多く、にぎやかな場所なので分かりやすいです。
トゥクトゥクやサムローもたくさん見かけました。
< タラート・サオ − ラオス国境 >
ラオス国境まではバスターミナル前に待機していた
トゥクトゥクに乗りました。 200 バーツでした。
ちなみに、タイのノンカイ行きのバスも
このバスターミナルから出ていました。
確認すると、既にその日の便は満席状態でした。
バスターミナルには地元ラオス人やタイ人の姿が目立ち、
西欧人もほとんど見られませんでした。
行き先も細かく分かれていて、
ちょっと慣れないと使いにくいかもしれません。
< ラオス出国 − タイ入国 >
ラオスのイミグレでの出国審査もすぐに終り、
手数料もかかりませんでした。
次に、国境橋(友好橋)を渡るワゴン車に乗って、国境越えです。